犯罪・刑事事件の解決事例
#不倫・浮気 . #慰謝料

不倫相手の妻から不倫慰謝料を請求されたが,減額交渉に成功した上,支払額の9割を不倫相手から回収することに成功した事例

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郡司 理 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人日栄法律事務所池袋支店
所在地東京都 豊島区

この事例の依頼主

20代 女性

相談前の状況

不倫をしてしまい,不倫相手の妻から高額の慰謝料を請求する旨の内容証明郵便を受け取ったという依頼人から相談を受けました。依頼人は,不倫の事実を認め,そのことを否定するつもりもないとのことでしたが,高額な慰謝料の支払いはできないとのことでしたので,減額交渉からスタートすることにしました。

解決への流れ

不倫相手の妻は,代理人を立てていたため,減額交渉は弁護士同士で行いました。結果,当初請求額の20%にまで減額することに成功しました。不倫相手の妻に慰謝料を支払ったのち,不倫相手に対し求償(依頼人が不倫相手の妻に支払ったうち,不倫相手が負担すべき部分の支払いを求めること)請求をしたところ,不倫相手も代理人を立てたため,またしても弁護士同士の交渉となりました。結果として,依頼人が不倫相手の妻に支払った額の90%を,不倫相手から回収することに成功しました。

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郡司 理 弁護士からのコメント

通例,当初請求される金額は相場より高く請求されている場合が多いようです。ですので,言われるがままに支払うよりは,一度弁護士に相談し,どの程度の減額が望めるのかご相談すると良いでしょう。また,求償については,既婚男性と未婚女性の不倫の場合,既婚男性の妻に対する慰謝料として負担すべき割合は,概ね6:4から7:3になる場合が多いようです。本事例では,交渉を工夫し,相場より高い9:1という割合での求償を成し遂げた成功例であるといえるでしょう。