この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
浮気が配偶者に発覚するや、相手配偶者は荷物をまとめて家を出て別居。その後すぐ、相手は弁護士をつけて離婚調停を申立ててきました。申立書には多額の慰謝料請求と子供の養育費支払請求が記載されていました。ご相談者様は、この申立書に記載された額を全て支払わなければならないのかと強い恐怖と不安に苛まれ、当事務所に来所されました。
解決への流れ
調停はあくまで両者の話合いの場であり相手の請求をそのまま認める必要はないことをまずご説明した上で、相談者様の言い分や相談者様において納得できる着地点はどこであるか、じっくり検討致しました。ゆっくりお話を進め、また自らの言い分も十分にお話いただくことで、ご自身の意向も明確になり、前向きに調停手続きに臨んでいただけるようになりました。調停では、こちらの言い分を証拠等をもとに主張し、結果として養育費に関しては、当初の相手主張から総額で500万弱減額した額で調停合意することができました。また、慰謝料に関しても一切支払うことなく、調停合意に至ることができました。
家裁からの書面を見ただけで、パニックになることも多いと思います。そんな時は、まず中身を一緒に検討できる弁護士にご相談いただければと思います。当事務所は「法的トラブルのかかりつけ医」的存在として、じっくり丁寧に内容をご説明致します。この初期のご相談だけでも、ご相談者様の不安解消に繋がっていると実感しています。また、調停の進行において具体的な反論をして相手に譲歩を迫ろうと思えば、弁護士と共同で検討をすすめることが効果的だと思います。